シアン・ルージュ 2022 / レ・サリケア
Chien rouge 2022 / Les Salicaires
ヴァンサンの相棒でもある犬のマルセルにちなんで名付けられました。Chien Rougeはフランス語で「赤い犬」という意味です。ブドウ を除梗し3週間カルボニックマセラシオン。程良くボリュームがありながらも軽やか、複雑でありながら親しみやすい味わいという絶妙な バランス。ストロベリーソースとブラックプラムのクリーンな香りが広がり、革とドライハーブの繊細なタッチが伴います。途中でキリッとした 甘いオレンジのような酸味がいいアクセントです。800本のみの少量生産で、今年も日本で紹介できることが非常に嬉しいです。熟 成させて経過観察したいワインです。
【生産者】
ヴァンサンが2016年にカネ・アン・ルシヨンにある家族経営の畑を継いだことで設立。
有機農業を取り入れています。
このエリアは地中海まで1kmと非常に近いため、海のしぶきによりブドウの木にミネラルを与えます。
最初のキュヴェは2017年にリリース。
自身でペルピニャンにパブをオープンさせた後、2016年に父親のサポートもあり実家のワイン畑を継ぐことを決意。
レ・サリケアはラッキーなことに、さまざまな種類のセパージュ(マカブー、ムールヴェードル、グルナッシュ・ノワール、グルナッシュ・ブラン、グルナッシュ・グリ、ミュスカ)を所有しています。
ブドウの木は樹齢10年から60年くらいで、テロワールは石灰岩と小さな小石でできています。
畑全体がAB認証を受けており、エッセンシャルオイル、銅、場合によっては少量の硫黄のみ使用して栽培しています。
この広大な畑の収量量はヴァンサンだけでは持て余すほどの量なので、幅広くブドウを販売しており、オーヴェルニュのパトリック・ブージュやジュラのアリス・ブヴォ(ロクタヴァン)などの有名な造り手にもブドウを販売しています。
また、「vin en vrac」という量り売りワインも生産しており、非常に低価格(1リットルあたり2ユーロ)で近くの村の住民に販売しております。
ブドウは手作業で収穫されます。
収穫されたブドウは空圧式のプレス機でプレスされ、キュヴェ毎にアンフォラやタンクに入れられます。
発酵には天然酵母のみで行われます。
2020年のミレジムのラベルは、ブリュッセルの有名なアート集団であるHell’Oのアントニーとジェロームによって作成されました。
Hell’oはインスタグラムで16,000人以上フォロワーがおり、中には2017年に惜しまれつつ閉店したパリのカリスマ的セレクトショップ・コレットもいます。
(インポーター資料より)
- ヴィンテージ
- 2022
- 生産地域
- フランス / ルーション
- 生産者
- レ・サリケア
- タイプ
- 赤
- 品種
- グルナッシュ・ノワール、グルナッシュ・グリ、グルナッシュ・ブラン
- 容量
- 750ml
- 在庫数
- 0