ファットリア・アル・フィオーレ

ファットリア・アル・フィオーレ とは...

「人」や「ぶどう」との出会いはすべて、自然なことであり、必然なのかもしれません。

その年に出会うぶどうを信じて、できるだけ自然のまま、ありのままに造る。
これが私たちのワイン造りの姿勢です。工程がシンプルだからこそ、ぶどうに対する想いや、毎日の作業の丁寧さがワインの品質に反映されます。
そのようなワイン造りはごまかしもききませんし、とても難しい面もありますが、人を本当に幸せにする「美味しさ」はそこから生まれると思います。

もうひとつ大切にしていることがあります。
それは、自園で栽培するぶどうでワイン造りを目指すと同時に、近郊の信頼する生産者さんから健全に育てられているぶどうを購入し、ワインを造ることです。なぜならぶどうを毎年買い続けることにより、お互いが支え合う循環する農業が実現できるからです。たくさんの人々の情熱が、ワインというカタチで運ばれます。それが本当の意味でのつくり手と楽しむ人をつなぐ笑顔の循環になるのではないでしょうか。この循環に参加する想いのある人を少しでも増やしたい。そしてそれができるのも「日本ワイン」の可能性のひとつだと考えています。