フィス・デュ・シヨン 2021 / アド・ヴィヌム
Fils Du Silion 2021 / Ad Vinum
キラキラ光る淡いレッドピンクの外観。さくらんぼやクランベリーの瑞々しく甘酸っぱい果実滴る!これがシラー100%?と思わず疑ってしまうようなピュアで透き通った液体に、セバスチャンの新たな魅力を感じずにはいられない!11.5%とソワフな飲み心地ながら長時間しっかりプレスしているので、十分な骨格にエキス感たっぷりな長い余韻を演出!「フィス・デュ・シヨン」は肉屋の守護聖人のこと。シラー100%で鉄っぽい香りがあったことからこの名に。(インポーター資料より)
<アド・ヴィヌムについて> 2016年、セバスチャン・シャティヨンによって、蔵元『アド・ヴィヌム』は立ち上げられた。 飛び抜けた発想と行動力、今までにこの世界にはいなかったアーティスト感覚の才能をもった若者だ。 自然派ワインとの出会い 20代のころ、ロワールのルネ・モスのところで季節労働者のような形で4年間ほど修行を積んだのち、世界トップ50のレストラン『シャトーブリアン』(パリ)でシェフ・ソムリエをやっていた。彼の功績は、シャトーブリアンの見事なワインセレクションを造りあげたことだろう。
ソムリエとして、ワインを探しに醸造家を訪問しているうちに、ワイン造りに興味をもつように。 ノルマンディー地方の田舎出身のセバスチャンにとって、環境の良いところで生き生きと自然派ワインを仲間たちと造っている醸造家達の生き方に感動してしまった。
ワイン造りへの決意 もともとフットワークが軽く、なんでも勢いに身を任せて行動する彼が、ワイン造りを決心したのが2015年~2016年にかけて。ヴァランタンの隣村に引っ越してきて、最初はヴァランタンを手伝いながら、ついに2016年にネゴス(買いブドウでワインを造るスタイル)を設立。醸造家仲間からぶどうを買ってワインを造り始めた。
そして、忘れてはいけないのが彼のその人脈。 周りを巻き込み、大騒ぎをしていろいろとかき乱されるのだが、この稀代の人たらしは、あらゆる自然派の生産者から非常に愛されている。
買いぶどうも、もちろん信頼できる生産者のものやラングロールのエリックに紹介してもらった畑のものを購入。 使用している樽はコサールやガヌヴァのもの。 セバスチャンのワインは南仏のワインでありながら、どことなく涼しさを感じたり、産地不明感があるのはこの為だ。
さらに付け加えると、セバスチャンはルネ・モスで修行する前は、パンク・ミュージシャンとして活動していた時期がある。そのせいか、彼の造るワインはまるで音楽のよう!ドレミファソラシドの音階の代わりに、品種と醸造法の違う液体を組み合わせて一本のワインを造っている。正直、意味不明(笑)なアッサンブラージュも多いが、だからこそ魅力が詰まっているのもまた事実。 自然派ワインの地平線をも動かしそうなスタイルのワインを世に出したセバスチャン。これからのエヴォリューションが楽しみな醸造家が誕生した!
(インポーター資料より)
- ヴィンテージ
- 2021
- 生産地域
- フランス / ローヌ
- 生産者
- アド・ヴィヌム
- タイプ
- 赤
- 品種
- シラー
- 容量
- 750ml
- 在庫数
- 0