フランス・ペリフェリック 2021 / ラ・ソルガ
醸造家のアントニー・トルテュルは元々化学を専攻し化学者を目指していましたが、2001年にトゥールーズで起きた化学工場の爆破事故を機に近代化学に疑問を持ち、自然を尊重する農業の道に進むことを決意します。その後南仏のベルジュラック、コルビエール、フィトー、シャトーヌフ・デュ・パプ等で6年間栽培や醸造を経験し2008年、若干25歳でネゴシアンとして独立しました。「La Sorga」の名はオクシタン語の「La Source(泉)」に由来します。アントニーが ワイナリーを所有する地域の名でもあることから名付けられました。彼はネゴシアンながら買い付ける葡萄に対する拘りが非常に強く、樹齢は40~110年の非常に古い葡萄であること、収穫に立ち会わせてくれる畑、収量の低い畑、その土地の土着品種であること、日当たりが良く斜面の急な水はけの良い畑など、南仏、ローヌの各地へ自ら足を運び、厳選した約40軒の有機栽培農家から葡萄を(シャトーヌフ・デュ・パプやサンシニアン、ピック・サン・ルー、フォ ジェール、アルディッシュなどから)買い付けています。また最近は、自社畑も購入しドメーヌとしてもワインを造り始めています。醸造においては非常にシンプルで、赤ワインはマセラシオン・カルボニックで全房発酵(一部除く)、亜硫酸不添加、無清澄・無濾過。白ワインはキュヴェにより低温発酵、常温発酵を使い分け亜硫酸不添加、無清澄・無濾過で瓶詰めをします。
現在アントニーは右腕であるダヴィッドと共にワイン造りをしています。2017年にカーヴを引っ越し。2017年よりプレス機を新調。この機械によって、かなり豆のリスクが減りました。以前のプレス機ではプレス後、発酵の段階で既に豆が発生し ていましたが新しい機械を導入してからは発酵時の豆は感じなくなったと本人も 大変満足の様子。今後はソルガの良さはそのままに、さらに質の良い安定した ワインが生産されるでしょう!今後のソルガに期待大です
リムーの泥灰岩石灰質土壌。シャルドネ100%(樹齢5年)。44日間全房発酵、 キューヴで澱と共に7ヵ月間熟成。サンザシ、パイナップル、サフラン、アロマ ティックで石灰岩由来のミネラルが際立 つ。口当たりは収れん性があり、僅かに タンニンを感じます。若い葡萄であるにもかかわらず、驚くほど長い余韻。優れたシャルドネのテロワールを感じます。
(インポーター資料より)
- ヴィンテージ
- 750ml
- 生産地域
- フランス / ラングドック
- 生産者
- ラ・ソルガ
- タイプ
- 白
- 品種
- シャルドネ
- 容量
- 750ml
- 在庫数
- 0