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ペティアン・ロゼ 2022 / ドメーヌ・ナカジマ

ドメーヌ・ナカジマ

 Petillant Rosé 2022 / Domaine Nakajima

2022年の味わいの特徴 出荷開始の時点で2022年は香りの甘やかさの中に爽やかさがあり、また酸味と苦みが 例年より少し穏やかでまろやかな甘さが印象的です。泡は例年より細かく柔らかい口当たり です。

エチケットの絵 2022年は春から鹿の食害が多く、ぶどうの葉の 食害が多い畑で作業していたら可愛い小鹿と遭遇 する出来事がありました。 また秋の収穫時期、子どもを収穫に連れて行くと 美味しく熟したブドウを手あたり次第食べてしまい 大変でした。
可愛い食害の多い一年でした(^-^)

今年から”ペティアン・ナチュール・ロゼ”から”ペティアン ロゼ”に名前を変えました 一番の理由は、ペティアン ブランを造るようになって、買いブドウに自然なワイン造りの 名前を付けるのは違うと思ったからです。初期のロゼはボルドー液のみで栽培していた巨峰も 使っていたのですが、巨峰に手が回らなくなり近年は巨峰も全て買いブドウになっていました。 醸造において自然酵母発酵や亜硫酸無添加、無補糖、無補酸なのはこれまで通りです。

ペティアン ロゼについて
   ドメーヌナカジマのある長野県東御市は昔から巨峰の名産地。その巨峰を使って出来るだけ
  美味しいワインを造りたい考えこの微発泡にごりロゼワインを造りました。

開栓時の注意 ガス圧は弱めの約1.7バール(10°C)ですが、酵母の澱が舞っている状態で開栓すると吹きこぼれる 場合があります。開栓前に冷蔵庫で半日以上立てて冷やし、澱を瓶底に下ろしてから開栓 してください。開栓すると、泡とともに瓶底に溜まった澱が上がって白濁しますので、 濁るのを待ってからグラスに注いでいただくと一杯目から澱の旨味を味わって頂けます。

ワイン造り
農家さんから購入した東御市産の巨峰を、ぶどうの状態を見ながら数日~数週間 陰干しします。味わいが凝縮し、また熟した甘い香りが強まります。その後、腐敗果を 丁寧に取除き、自作の手回し破砕機で軽く破砕(写真1)、長靴を履いてさらに適度に潰し ます。それを手動の油圧式バスケットプレス(写真2)にて半日から1日かけて搾汁、 樹脂製のタンクに入れると常温で自発醗酵が開始、そのまま約 10 日間でアルコール醗酵 が終わります(写真3)。終わるとすぐ瓶詰で、その際に同じ巨峰の果汁を添加します。 約一か月待つと瓶内で果汁の発酵が終わり、酵母が作る二酸化炭素で微発泡ワインに なります。澱の旨みを味わって頂くため、澱引きは行っていません。 無濾過、無添加。2022年ビンテージはAlc.11%。 ※完全に無添加なので、16°C以下で保存してください。

 

ペティアン ロゼへの気持ち♡
   ワイン造りをするときは、「ワインを造るのではなく、美味しいワインを造る」
  といつも思っています。それは普段の食事を作る時やお客様を招いて料理を作る時、
  折角ならあとひと手間をかけて美味しくして、喜んで貰いたい、と思う感覚です。
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急斜面で育てている生産量の少ない自社畑の葡萄は、もちろんしっかり美味しいワイン
に仕上げたいと思いますが、そうではない購入した巨峰であったり、低価格帯のワイン
であったとしても気持ちは同じで、あともう少し美味しくしたいと思っています。

ペティアン ロゼの始まりはワイナリ開業の1年前の2013年、開業に向けて 準備を進めていた頃。近くのワイナリで勉強させて頂いているときに 巨峰でワインが造れることを知りました。翌年に果実酒製造免許を取得するためには、 ワイン特区の年間最低製造量の2000リットルを超えるワインの製造が必要でしたので 市役所の新規就農者支援の方に相談したところ、市内の数軒の巨峰農家さんを紹介して 頂けて、2014年の秋に巨峰を購入できる事になりました。ワイナリのための葡萄の 目途はとりあえず出来て、次は一番重要なワイン造りを考える段階になりました。

ワインの醸造はそれまで国内外4軒のワイナリで研修してきたので、自社のヴィニフェラ 品種の醸造イメージは大まかには固まってきていましたが、巨峰で「自分らしいワイン」 をどう造るのか?という壁にぶつかりました。でも折角造るならそれは、製造量を 稼ぐだけのワインではなく、できれば「オリジナリティ」があって、「売れ残らない」 ような美味しいワインを造りたい。さらに生活のことを考えてしまうと、この巨峰の ワインが美味しくなく、全部売れ残ったらワイナリのスタート間もなく廃業、、という 不安や恐怖もよぎりました。次の秋まで、ただひたすらに1年間ずっと考え 続けました。そしてオリジナリティを求めるために不安でも誰にも相談しませんでした。 そして、もうこれ以上の巨峰ワインは考えられない、と行き着いて造ったのが ”ペティアン・ナチュール・ロゼ 2014” でした。

生食用葡萄は水分が多めなので、水分を減らして味わいを濃くしたい。
そのためには、遅摘みか、陰干し。巨峰の木の負担を考えると遅摘みは難しい。
味わいを薄く感じないように、オリのあるにごったワインにしたい。
そのオリが全体に攪拌されるようにスパークリングにしたい。
そして、僕の好きな優しい味わいになるように自然酵母発酵の無添加にしたい。

試行錯誤の最初の2014ビンテージは、今よりガス圧が強く、開栓が難しかったですが 始めて飲んだ時は、自分の想像以上に美味しいかも、と思いました。 そこから毎年試行錯誤を繰り返し、今に至っています。

(ワイナリー資料より)

通常価格 ¥2,310 (税込)
通常価格 セール価格 ¥2,310
ヴィンテージ
2022
生産地域
日本 / 長野県 / 東御市
生産者
ドメーヌ・ナカジマ
タイプ
ロゼ微発泡
品種
巨峰
容量
750ml
在庫数
0
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