リースリング・ドラウフゲンガー 2019 / ノルト・ウント・ズュート
Riesling Draufgänger 2019 / Nord und Süd
Draufgänger(命知らずという意味)は、彼らが最初に作ったナチュラル・ワイン。それは大きな一歩であり、命知らずのように感じた為、この名前 をネーミング。透明感のあるライト・イエロー。スモモ、アプリコットの繊細な香りと少しのペトロール。桃、アプリコット、シトラスなどフルーティーさと柔 らかなストラクチャーでフレッシュさも。
全房にて足でプレスし、スキンコンタクト 24 時間。その後、足でプレスし、皮や茎を取り除いた後、自然発酵。全ての澱と共にステンレスタンクにて 熟成。無清澄、無濾過、ボトリング時に極少量(15mg/l 以下)使用して 2020 年 7 月にボトリング。
オーストリアのニーダーエスタライヒ州カンプタール地方にある僅か 1,5 ヘクタールのワイナリー。
親子である Mathilde & Christoph Daignière-Koller“マチルド & クリストフ ディニエール・コラー”の父と娘の二人の手でワイン作りを行ってい ます。2004 年頃、クリストフは、オーストリアのスタインウェイ&サンズ(世界最高峰のピアノメーカー)のマネージング・ディレクターであり、ピアノ技 術者として、マチルダともにピアノ事業に携わっていました。当時、彼らは自然な作りをしたワインに魅了され、ピアノの仕事をする最中、2005 年に カンプタールの南部に葡萄畑を所有しました。その辺りからヨーロッパや世界中の葡萄畑やセラー、様々なワイナリーを訪問し、よりワイン作りに向 けて徐々に始動していきます。2017 年、彼らはワインの生産量を増やすことを決定し、シェーンベルク・アム・カンプの丘の上にあるカンプタール の北部に、より多くの葡萄畑と古い農家を購入しました。 2019 年、初めてワインをリリースします。2020 年以来、私たちのワインはすべて自然で あり、Demeter を基準に働いています。
彼らは葡萄畑で働くことが大好きで、すべてを 手作業で行っています。どのようにして自然のサイクルを理解し、サポートについてどのような形が ベストかついて情熱的に考えています。土壌の生命は活発であり、動物、昆虫、微生物の動きをみて、畑の状態を見極めます。 畑はまだ認証を取っていませんが、バイオダイナミックスをもとに動き、セラーでは、人的介入を行い、培養酵母は一切使用せず、各葡萄園から の自然酵母から始まります。 そして、葡萄は地下室セラーでその潜在能力を最大限に発揮して成長し、生き生きとしたワインが造られ、そのテロ ワールを語り、土壌の特徴を明確に認識できるようにします。24 時間から 10 日間、足で葡萄をマセラシオンして、主に木樽で無清澄にて発酵さ れ、温度調節もせず、ボトリング時に亜硫酸15mg/l以下、または無添加にて生産しています。彼らは、この古風で介入の少ないワイン造りの方法 が、彼らのワインを愛し、飲む私たちと人々の心に触れるものであると強く信じて、ワイン作りを行っています。
NORD und SÜD(北と南)という名前には、2 つの意味があります。まず、彼らの葡萄畑は、カンプタールの北部と南部に位置しています。そして、 次にワインへの情熱です。クリストフとマチルドは異なったキャラクターを、北と南のように違った関係にありますが、国境のないワインを夢に見てい ることから、この名前が由来しています。
彼らのワインはテロワールの表現、カンプタール地方や土壌由来の特徴、オーストリアワインとしての本質を上手く表現されています。いわゆるテロ ワールの表現を十分に感じられることが、大きな魅力を感じられるワインでもあります。ラベルについては、全て彼らの家族の落書き。名前を決め てから、そのイメージで書いたものとなります。また白ラベルは、スキンコンタクトが短い白ワイン、黒ラベルは、スキンコンタクトが長いワインを示しています。
(インポーター資料より)
- ヴィンテージ
- 2019
- 生産地域
- オーストリア / ニーダエスタライヒ
- 生産者
- ノルト・ウント・ズュート
- タイプ
- 白
- 品種
- リースリング
- 容量
- 750ml
- 在庫数
- 0