レヴリ 2021 / ラ・ボンヌ・ピヨッシュ
Reverie 2021 La Bonne Pioche
淡いアンバーな色合い。
灌木やハーブ、甘露飴などの香り。
微かに黒胡椒のタッチ。
フレッシュで瑞々しい口中はジューシーで、微かな甘やかさとともにライムやハッカのヒントが感じられる。
フィニッシュには、レモンやマルメロのノートとともに心地良い旨味が広がる。
15 度くらいがおすすめです。
ヨアン自身のコメント:
モーザックは酸化しやすく、アロマをフレッシュに保つのが難しい品種と言われています。
このワインはその難しさに対する答えです。
酸化と戦うのではなく、あえて積極的にマセラシオンを行う醸造を行いました。
人生とは時にうまくいくもので、一度は酵母の活動が止まりましたが、年明けには全ての酵母が活動を再開し、少しの残糖分を残した、まろやかさのあるワインが生まれました。
非常にアロマティックで、きれいな酸と丸みのあるワインに仕上がりました。キュヴェ名の『Reverie レヴリ』とは、フランス語で「夢想」・「空想」という意味です。
エチケ ット・デザインは妻のエイミーが手掛けました。
ラ・ボンヌ・ピヨッシュはフランス南西のアンディヤックにあるドメーヌです。
造り手のヨアン・ルジエは、妻がアメリカ人であったため、当初アメリカでソムリエをしていました。
そこで、世界中のありとあらゆるワインを試飲したヨハンは、ナチュラルワインに強く引き付けられていきました。
土地とそこに根差した食、そして自然を愛する二人は、フランスに戻ってドメーヌを設立。
ヨアンは標準化されたワインにうんざりしていました。
クラシックなものや、居心地の良い場所から抜け出して、ちょっと変わったワインを消費者に提供したいと考えていました。
そこで、自身の感性のおもむくまま、そしてブドウが自発的にどうなりたいかに寄り添ってワイン造りをしています。
今回、ヨアンが手掛けたのはモーザックのペット・ナットとオレンジワイン。
これまでの南西のワインにはないユニークな個性を備えたワインが誕生しました。
- ヴィンテージ
- 2021
- 生産地域
- フランス / シュッド・ウエスト
- 生産者
- ラ・ボンヌ・ピヨッシュ
- タイプ
- オレンジ
- 品種
- モーザックヴェール50%、モーザックローズ50%
- 容量
- 750ml
- 在庫数
- 0