シャルム 2021 / ロペラ・デ・ヴァン
パリのワインファンに人気を博したワインバー「ランジュ・ヴァン」。特筆すべきは、オーナーのジャン-ピエール・ロビノ氏こそ、20年以上も前からパリのワインショップやワインマニアに、マルセル・ラピエールやティエリー・アルマンといった「自然派」ワインを初めて紹介した人物だということ。パリで自然派ワインを知っている人は全くといっていいほどいなかった時代に、自然派ワインを広めた本人なのだ。フランス広しといえども、彼以外に自然派ワインの良さを当時注目した人はいなかった。忙しいレストランを切り盛りしながら、週末には彼が扱う生産者を訪ね、畑や蔵の仕事を手伝い造り手と交流を深めるうちに、ごく自然にワイン造りを覚えていった。その彼が、10年ほどしてふと「自分の育った田舎で自分のワインを造りたい!」行動するなら今だと、ナチュラルワインで流行る店を売却!出身地に戻った大きな理由の1つが、 シュナンである。ロビノにとって最高のワインは、シャルドネではなく、シュナンで造る白ワイン。シュナンへの情熱は並々ならぬものがあった。ロビノ氏の出身地、Jasnieres=ジャニエールは偉大なシュナンを生み出す最高のテロワールであったことも大きな理由の一つ。彼が最初に造ったのは1999年。ただ2001年までは生産量が少なく、一般には殆ど出回っていない。そういう意味では2002年が公に出る最初のヴィンテージといえる。彼の熱意と丁寧な仕事ぶりから生み出されるワインは大変素晴らしく、最高のシュナンを造り続けるのはもちろん、赤のピノドニスについても、今までには飲んだことのないほど豊かでスパイシーな香りの味ののった赤ワインを生み出し続けている。
樹齢40年前後の畑のシュナンブランで、ビストロロジーより少し遅めに収穫され、そのまま古樽にプレスして15ヶ月のエラージュを行う。グラスの中は穏やかなゴールドの色合いで、素晴らしくデリケートで繊細、柑橘類と石の優しいノートが感じられる。このブドウの最良の例に見られるような綱渡りのようなバランスを示し、これからの長い人生を示唆している。『Charme』=『魅力』シュナンが引き出す繊細なアロマは実に魅力的なことから、このキュヴェ名に。(インポーター資料より)
(インポーター資料より)
- ヴィンテージ
- 2021
- 生産地域
- フランス / ロワール
- 生産者
- ロペラ・デ・ヴァン
- タイプ
- 白
- 品種
- シュナンブラン
- 容量
- 750ml
- 在庫数
- 0