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キシ 2017 / チョティアシュヴィリ
Kisi 2017 / Tchotiashvili
キシはジョージアの伝統的な醸造方法で造ると、完熟した洋ナシやアプリコット、ドライマンゴーのような濃厚で複雑さがあり、香りにも豊かなアロマを感じさせる品種です。チョティアシュヴィリのキシはまさにそのニュアンスを感じます。(まるでピーチティー!)そして香りにはバラの印象がプラスされ、高貴な印象があり、テイストはミドルに濃厚な果実の甘味があり、抜栓3週間経っても一切落ちず、全体的に味わいの丸みが増します。
ジョージアは西アジアとの境界近く、東ヨーロッパに位置する日本の5分の1程度の国土を保持し、遥か太古からワイン文化が存在していたことが科学的にも証明されています。
そんなジョージアのカヘティ地方Saniore村にチョティアシュヴィリ家のワイナリーがあります。
現当主のカハは1980年生まれで、まるで日本人の職人のような静けさを纏った人物です。
家族全員でワイン造りを行っており古い一軒家の1階は先々代がワインを造っていたクヴェヴリ(甕)が埋めてあるセラー(マラニと呼ぶ)になっています。
クヴェヴリは、純度の高い粘土を1200°C以上で約2週間焼き上げ、内側は蝋でコーティングし、土中に埋めない場合は外側にセメントでコーティングする事もあります。
カハは、できるだけ無農薬に近い農法でブドウを育て、酸化防止剤もクヴェヴリやボトルを消毒する目的でのみ使用しブドウ自体には散布しません。
収穫後のブドウをそのままクヴェヴリへ入れ、発酵後に蓋をしスキンコンタクトの状態で熟成します。
その後、違うクヴェヴリに果汁のみ移し熟成、キュヴェによってステンレスタンクや樫樽で更に長期熟成します。
酸化熟成のオレンジワインとは別物で赤同様、白もマセラシオンしたことによりアンバーな色合いに仕上がります。
穏やかな酸と心地良いタンニンを伴い和食とも相性抜群、「世界遺産のマリアージュ」を叶えてくれます。「古くてそして新しいワインの世界」へ皆様ようこそ。
(インポーター資料より)
- ヴィンテージ
- 2017
- 生産地域
- ジョージア / カヘティ
- 生産者
- チョティアシュヴィリ
- タイプ
- オレンジ
- 品種
- キシ
- 容量
- 750ml
- 在庫数
- 0