レ・ザネ・フォル 2022 / ロペラ・デ・ヴァン
パリのワインファンに人気を博したワインバー「ランジュ・ヴァン」。特筆すべきは、オーナーのジャン-ピエール・ロビノ氏こそ、20年以上も前からパリのワインショップやワインマニアに、マルセル・ラピエールやティエリー・アルマンといった「自然派」ワインを初めて紹介した人物だということ。パリで自然派ワインを知っている人は全くといっていいほどいなかった時代に、自然派ワインを広めた本人なのだ。フランス広しといえども、彼以外に自然派ワインの良さを当時注目した人はいなかった。忙しいレストランを切り盛りしながら、週末には彼が扱う生産者を訪ね、畑や蔵の仕事を手伝い造り手と交流を深めるうちに、ごく自然にワイン造りを覚えていった。その彼が、10年ほどしてふと「自分の育った田舎で自分のワインを造りたい!」行動するなら今だと、ナチュラルワインで流行る店を売却!出身地に戻った大きな理由の1つが、 シュナンである。ロビノにとって最高のワインは、シャルドネではなく、シュナンで造る白ワイン。シュナンへの情熱は並々ならぬものがあった。ロビノ氏の出身地、Jasnieres=ジャニエールは偉大なシュナンを生み出す最高のテロワールであったことも大きな理由の一つ。彼が最初に造ったのは1999年。ただ2001年までは生産量が少なく、一般には殆ど出回っていない。そういう意味では2002年が公に出る最初のヴィンテージといえる。彼の熱意と丁寧な仕事ぶりから生み出されるワインは大変素晴らしく、最高のシュナンを造り続けるのはもちろん、赤のピノドニスについても、今までには飲んだことのないほど豊かでスパイシーな香りの味ののった赤ワインを生み出し続けている。
この素晴らしいスパークリング・ロゼは、キュヴェで発酵を開始し、瓶内で澱とともに10ヶ月間過ごしたピノー・ドーニの直接プレスから造られ、手作業で排出される。グラスに注ぐと、淡いピンク色の美しい色合いで、繊細な泡が野イチゴと白コショウの品種の香りを運んでくる。このジャンルの素晴らしい見本である。1920-30年代の『レ・ザネ・フォール』時代から。社会・芸術面でとても繁栄していたこの時代のように、楽しく、パーティーのようなペティヤン!
(インポーター資料より)
- ヴィンテージ
- 2022
- 生産地域
- フランス / ロワール
- 生産者
- ロペラ・デ・ヴァン
- タイプ
- ロゼ微発泡
- 品種
- ピノドニス
- 容量
- 750ml
- 在庫数
- 2