ムツヴァネ・クヴェヴリ 2021 / ギウアーニ
Mtsvane Qvevri 2021 / Giuaani
カヘティ地方マナヴィ村にあるギウアーニは大昔からワイン造りに 携わる家族が守るワイナリーで伝統と革新が調和した技法を取り 入れます。除梗・破砕後、クヴェヴリで低温醸し発酵、終盤に蓋を閉 め発酵・熟成し樫樽へ移し4 ヶ月熟成しました。藁色を帯びたゴー ルドの外観、青リンゴや洋梨の芳しい香り、スムースに流れ込むミ ネラルを含むエキスにライム系の酸が溶け込んだ美しい逸品です。
ジョージアのおよそ7割のワインを生産するカヘティ地方で新たに素晴らしい生産者と出会いました。カヘティ地方Manavi(マナヴィ)村にある Giuashvili(ギウアシュヴィリ)家が経営する「Giuaani(ギウアーニ)」は設立年が分からない程、大昔からワイン造りに携わってきた歴史を持つ家族に よって守られてきたワイナリーです。
4代前(1894年生まれ)が誕生した頃には庭に5つのクヴェヴリが転がっていたそうです。1965年生まれの現オーナー Kakha Giuashvili(カハ・ギウ アシュヴィリ)がワイン造りを始めた頃は、代々受け継がれてきた伝統をベースに新しいテクノロジーを取り入れようと動き出した流れの真っただ中でした。カハはそれらの歴史を汲み取り、毎日の連続した仕事によって生み出されるワインをビジネスとするため一念発起し、2010年にギウアーニを設立、住 居のある敷地内に醸造施設を整えました。そして2014年にはギウアーニとして初めての収穫を迎えました。
現在は20haの畑と広い敷地内に整った醸造設備を完備、安定した経営基盤の下、ゆとりを持ったワイン造りを行っている印象です。醸造は Thomas Kontopos(トーマス・コントポス)が担当しています。畑は出来るだけ自然な栽培方法で管理し、醸造段階ではプレス機を使用せず除梗・ 破砕したブドウを低温で醸し、それぞれのタンクやクヴェヴリで発酵熟成、酸化防止剤は控えめに添加という手法を取り入れています。また自家栽培 ブドウ以外にも品質を見定めたブドウを手当します。カベルネソーヴィニョンはマナヴィ村から少し離れた畑で育ったブドウです。
オーナーが方向性を定め、トーマスを初めとする優秀な40歳代のスタッフ中心に伝統と革新が調和した技法で様々なタイプのジョージアンワインを造り続けています。安定した品質と抜群のコストパフォーマンス、奇抜さではなく、穏やかでエキスが詰まったギウアーニのワインを是非体験してください。
(インポーター資料より)
- ヴィンテージ
- 2021
- 生産地域
- ジョージア / カヘティ
- 生産者
- ギウアーニ
- タイプ
- オレンジ
- 品種
- ムツヴァネ
- 容量
- 750ml
- 在庫数
- 0